掲示板の方に、奥武蔵ウルトラマラソンの給水体制に関して、不安に感じている趣旨の書き込みがありましたので、大会主宰者に問い合わせて見ました。以下は、その回答のメールです。
ご存じかどうかわかりませんが，奥武蔵ウルトラマラソンのコースの大部分 （山岳部）では水の調達がままなりませんので，下から運び上げています。 これが結構たいへんな作業で，交通事情等で私たちの計算通りにいかないことも あります。たまたま，あるエイドで水が不足していたということは，私としては 不本意なことではありますが，ありえると思います。が，水はなくても，ほかに ジュース，お茶等の飲み物はあるはずです。また，すべてのエイドが同じような 状況ではないはずです。どうしても水が欲しければ，次のエイドまで約3km頑張 って下さい。奥武蔵ウルトラマラソンは，フルタイムの職業を持った市民ランナー仲間数人 で企画，運営しており，大会当日のスタッフはすべてボランティアです。もちろ ん給水にしてもそうですが，私たちのできる最大の労は惜しみません。が，どう しても自治体や営利を目的とした企業で開催している大会のような体制をとるこ は種々の問題でできません。また，ウルトラマラソンの場合，競技時間が長くな る分，不測の出来事が発生する可能性も高くなると思います。心配事のある方 は，自分でその対策を講じて欲しいと思います。事前にお送りした「競技上の注 意」にも書いてありますが，給水が心配であるならば，給水ボトルを持参して下 さるようお願いします（本来，ウルトラマラソンとは，他人に頼らず，できるだ け自分の力で走りきるものだと思っていますが）。
ついでながら，奥武蔵ウルトラマラソンのスタンスは「ランナーとスタッフが 一体となって，共に楽しむ」ことです。つまり，スタッフもランナーと同じ参加 者というです。スタッフは，ランナーの完走のために，どのような要求にも応じ る裏方に徹するのではなく，「ランナーをサポートする」ことを楽しむような姿 勢で臨むべきだと思っています。でなければ，暑いなか長時間に及ぶ無償のサポ ートは続きません。
本大会は，素人の私たちが仕事の合間に準備していることもあって，すべてが ギリギリの状態での開催となってしまいます。もちろん，それに甘えるつもりは 毛頭ありませんが，行き届かない点があっても，それが致命的なものでなけれ ば，どうかご寛容下さい。
 | ご意見／ご感想はこちらまで |
「奥武蔵ウルトラマラソン」
